ドル円続落105円割れ(11/13午前)

13日午前の東京市場でドル円は続落。

ドル円続落105円割れ(11/13午前)

ドル円続落105円割れ

13日午前の東京市場でドル円は続落。朝方105.13レベルで取引が始まったドル円は、日経平均の軟調と米長期金利の低下に午前中ほぼ一方向で下落。10時前に105円を割り込み、一時104.86の安値をつけた後、東京時間正午現在は104.90レベルでの取引です。日経平均は欧米市場で主要株価指数がほぼ全面安となったこと、当面の利益を確定する動きが出たことで反落し、274円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、欧米でのコロナ感染拡大の勢いが収まらないこと、発表された10月の米消費者物価指数が予想を下回る結果となったことなどから景気先行き懸念が再燃し、リスクセンチメントが悪化しました。加えてECBのフォーラムでパウエルFRB議長が「コロナ感染拡大で景気は向こう数か月厳しい状況となる可能性がある」などと発言したことで、欧米の主要株価指数は下落、米長期金利も0.9%を割り込む水準まで低下しています。これらの動きを受けてドル円は夜間105円台前半を軟調に推移して東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は大きな変化は無く、21日移動平均線の上、一目均衡表の「雲」の下の104.75-105.40レンジで方向感探りとなっています。

今週は週前半に日米の株価指数が連日高値を更新したこともあり、週末は一旦取引を手仕舞う動きが強まりそうです。時間外の米株価指数も軟調に推移しており、新たな支援材料が出ない限りは、来週仕切り直しを前提に本日は株価の軟調、ドル円の下落のシナリオが濃厚。ドル円は海外時間にかけて本日104.75レベルの21日線や、104.40-60にある基準線や転換線を試す動きが予想されます。

ドル円続落105円割れ

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