米10月雇用統計の予想(20/11/6)

日本時間2020年11月6日22時30分に発表予定です。

米10月雇用統計の予想(20/11/6)

米10月雇用統計の予想

本日は米雇用統計の数値が発表されます。大統領選挙後のNY株はやや暴騰気味ですので、例えばNFPが予想レンジを下回る様な結果になると、株価に影響を与え、その後の為替にも影響が及びそうです。

今回の予想

今回の予想

(11月6日9時現在)

NFPとADP社

NFPとADP社

前回9月数値は失業率が改善し、NFPと平均時給が予想を下回りました。米労働省は9月も経済活動再開による雇用改善が続いたとしています。主なものとして、レジャー、接待関連、小売、ヘルスケアなどが改善要因です。一方で政府関連の雇用は減少したとの由です。
さて10月ですが、前月比で失業率は引き続き改善傾向、NFPは小幅減、平均時給は小幅増の予想になっています。まだコロナ前の水準まで回復していませんが、基調は回復との見方を裏付けています。注目のNFPもADP社の10月までの実数と比較して違和感を覚える数値ではありません。予想レンジを入れると▼1049.3万人〜▼914.3万人となります。ADP社が予想65万人に対して結果は前月修正分含めて36.9万人でしたので、もし同じ幅だけの減小になれば予想値からは31.2万人ですので、レンジ下限相当になります。仮にレンジ上限が出た場合には少し出来過ぎ位の数値です。
まだ大統領選の結果も不透明ですので、大幅にレンジを逸脱する数値にならない限り、相場はトレンドを作る動きにはなり難いと思います。

下図はドル円の日足チャートです。昨日はAの104円丁度の横サポートを3回目で下抜いてきました。目先はここが抵抗線になっています。そして流れはドル安継続となっています。
下値ポイントは7月からのラインB(=105円60銭)から平行線に下したC(=103円25銭)にあります。昨日はその手前までトライしました。今日も目先の下値ポイントになっています。更に、方向としては7月末底値をベースにしたラインがD(=102円25銭)にあります。
但し、週足も同じ様に104円00銭サポートになっているので、もし今日のNY終値で104円以上の場合はヒゲだけの下抜きになるので、来週以降はドルが弱いながらも、ドル下落には時間かかる可能性を残しています。

NFPとADP社 2枚目の画像

(2020年11月6日10:20、1ドル=103円68銭) 

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