ドル円105円台後半へ下落、21日移動平均線を割り込む (8/18午前)

18日午前の東京市場でドル円は続落。

ドル円105円台後半へ下落、21日移動平均線を割り込む (8/18午前)

ドル円105円台後半へ下落、21日移動平均線を割り込む

〇ドル円105円台後半に続落、21日平均線を割り込む
〇米中関係激化懸念等を受けて日経平均午前は下落、小規模な下落スパイラルの様相
〇テクニカルには短期的な均衡崩れドル売り地合いに変化
〇休暇中の参加者が市場に戻るにつれ、7月のドル全面安が再燃するか要注視

18日午前の東京市場でドル円は続落。朝方は106円挟みで取引が始まりましたが、9時頃から下げ足を速め、ほぼ一方向で下落、東京時間正午現在は105.68レベルで取引されています。
日経平均は朝方買い先行で始まりましたが、米中関係激化懸念や、まとまらない米追加景気刺激策への不透明感から失速、124円安で午前の取引を終えています。

いまだ市場は夏季休暇気分が抜けないままですが、徐々に参加者が市場に戻るにつれ、7月下旬にいったん収まった米国要因でドル全面安が息を吹き返しそうな雰囲気です。

昨晩海外市場では米商務省が世界21か国にあるファーウェイの38の関連会社を禁輸措置の対象に追加したことや、8月のNY連銀製造業景気指数の予想以上の悪化、米長期金利の低下等にドル円は値を下げる展開となり、NYダウは下落。本日東京市場ではそれを受けての日本株安がさらに円高を誘う、小規模な米株、日本株、為替のスパイラル的下落が生じた形です。

テクニカルにはドル円は90日移動平均線に上昇を阻まれ、昨日の下落で当面のサポートと目された21日移動平均線(本日106円近辺を下降中)を下抜ける形となりました。この間に106.18の転換線、105.86の基準線も下抜けて、チャートは短期的な均衡が崩れドル安地合いに傾いています。

ドルは対ユーロでも売りが強まり、ユーロドルは1.19に接近しつつあります。本日午後から海外時間にかけては主要通貨に対するドル売りがこのまま拡大していくのか注目されます。

ドル円105円台後半へ下落、21日移動平均線を割り込む

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