ドル円 FOMC通過後105円近辺で小幅高(7/30午前)

30日午前の東京市場でドル円は堅調推移。

ドル円 FOMC通過後105円近辺で小幅高(7/30午前)

ドル円 FOMC通過後105円近辺で小幅高

〇ドル円未明に104.77まで下値を伸ばすも、東京時間に小反発
〇FOMCはサプライズなく相場に大きなインパクトなし
〇ドル売りの流れも小休止となっているが全体の構図に変更なし
〇ドル買戻し一巡後は再び下値を試す動きとなるか

30日午前の東京市場でドル円は堅調推移。未明のFOMC結果公表後の乱高下でドル円は一時104.77まで下値を伸ばしましたが、その後は105円を挟んでもみ合いとなりました。アジア時間に入ってからは底堅く推移し、105円台中心の動きとなり、東京時間正午現在は105.05-10レベルでの取引です。日経平均午前も動意薄、午前の取引を11円高で終了しています。

注目されたFOMCでは、一部で期待されたフォワードガイダンスやイールドカーブコントロールに関する事項の変更はなく基本サプライズなし。声明文では経済活動と雇用について「ここ数か月は持ち直している」との文言が付け加えられたものの、記者会見では6月に入り回復の速度が鈍っているとの見方を示しています。ただ、利上げの可能性については、考えてもいないと即座に否定するなど金融緩和に腰を入れて取り組む姿勢絵示したことが市場に好感され、米主要株価指数はいずれも反発して終了しています。

テクニカルにはドル円は引き続きドル安に傾きやすい地合いですが、未明に104円台の下値を広げた後、105円台で底堅く推移していることでいったん下げも小休止となっています。
ドル円はイベント通過でいったん手掛かりを失っているものの、ドル買い意欲が特に強いというわけではなく、米中関係はじめ米国をめぐるリスクが高まっている状況にも変化はありません。そのため買い一巡後に再び下値を試す動きとなる可能性は低くないと考えられ、本日は海外時間まで105円台を維持できるかにまずは注目です。

ドル円 FOMC通過後105円近辺で小幅高

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