ドル円107円台前半で様子見(6/26午前)

26日午前の東京市場でドル円は107円台前半での小動き。

ドル円107円台前半で様子見(6/26午前)

ドル円107円台前半で様子見

〇ドル円午前は107円台前半で小動き
〇ボルカールール緩和で株価が持ち直し「危機的」ドル買い一旦沈静化
〇市場は好悪材料混在で様子見気分の強い状況
〇テクニカルにはやや上値重い印象か

26日午前の東京市場でドル円は107円台前半での小動き。取引レンジは107円台前半で107.09-24とわずか15銭にとどまり、東京時間正午現在は107.16レベルでの取引です。昨晩金融機関の過度な取引を抑制するために導入されたいわゆるボルカールールが一部緩和されると発表され、米市場で金融株が上昇した流れを受け、本邦でも金融関連株等に買いが入り、日経平均午前は214円高で取引を終了しています。

昨晩は5月の米耐久財受注が大きく改善した半面、新規失業保険申請件数は前週からの減少が事前予想ほどでなく、ボルカールール緩和以外は材料的にはまちまち、それでも欧米株はほぼ全面高となりました。為替市場でもロンドン半ばごろまではリスク回避のドル買いが継続、ドル円は107.46まで上値を伸ばしましたが、その後株価が反発したことでドル売りが強まり107円台前半に押し返されて東京時間につないでいます。米国での一日の感染者数が過去最大になり、テキサスでは経済再開を一時停止する一方、NY州は経済再開の第三段階に入る方針、株価は反発していますが、IMFは株価の実態との乖離に警鐘を鳴らすなど、現状市場には好悪材料が混在しており、ドル円もリスクセンチメントを図りながらの模様眺めが続いています。

テクニカルにはドル円は昨日一目均衡表の「雲」を抜けきれず、やや上値の重い印象に。
本日午後以降は比較的薄い「雲」(107.23-40)との位置関係や、その上下の21日移動平均線(107.60レベル)、転換線(106.85)あたりのレベルを意識しての取引となりそうです。

ドル円107円台前半で様子見

ドル円日足

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