ドル円株式市場の軟化に106円台後半を続落 (6/18午前)

18日午前の東京市場でドル円は軟調推移。

ドル円株式市場の軟化に106円台後半を続落 (6/18午前)

ドル円株式市場の軟化に106円台後半を続落

〇ドル円は107円を割り込んで続落
〇冴えない米住宅着工件数、コロナ感染第二波への懸念等で株価が軟調推移したことが要因
〇好悪材料がまだら模様で株価の上昇にも一服感
〇株とドル円の相関回復、株式市場が本格的調整の動きとなるか引き続き注視

18日午前の東京市場でドル円は軟調推移。本日朝方は一時107円台を回復する場面もありましたが、米株先物が東京時間に入っても下げ止まらず、ドル円は一時106.70まで下値を広げています。東京時間正午現在ドル円は106.85-90レベルでの取引、日経平均午前は226円安で終了しています。

昨晩海外市場ではアジア市場での株価軟調を受けて、欧米株式市場序盤は前日終値付近での様子見となりましたが、冴えない5月の米国住宅着工件数の結果などを受けて次第に売りが強まり、終盤にかけて下げ幅を広げる展開となりました。ドル円もほぼそれに沿う形で下落して107円を割り込んでおり、株と為替の相関性の強い時間帯が続いています。

テクニカルにはドル円は昨晩の下落で再び一目均衡表の「雲」の中に入ってきています。
6/11につけた安値106.58や、「雲」の下限106.45などのターゲットが接近しており、午後から海外時間にかけては、株価動向次第では下値を試す動きとなりそうです。その水準を下抜けると次は5/7安値105.99を目指す動きとなりそうです。

市場では前代未聞の日米欧の景気刺激策による景気回復への期待と米国の一部や、北京での再感染拡大等に顕現化しつつあるコロナ感染第二波への懸念、北朝鮮の不穏な動きなど好悪材料がまだら模様。先行き不透明感が強まる中で、ここまでやや過熱気味に上昇してきた株式市場に一服感が出てきており、ここから株価が一段の調整安の動きとなるか要注視です。

ドル円株式市場の軟化に106円台後半を続落

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