積極的な円買いにはそろそろ 黄信号(2016年6月14日)

英EU離脱への不透明感

積極的な円買いにはそろそろ 黄信号(2016年6月14日)

ドル円:6月14日のファンダメンタル分析

今週日銀によるてこ入れは期待薄

週明けの東京市場では、株価が大幅安となったことを嫌気してドル円は105円台を見る展開となりました。ドル円のドル売りの動きからユーロはユーロ買いの動きとなっていましたが、英国の国民投票に向けての不透明感は高まりからポンドは下げ、結果としてポンド円は欧州市場序盤に一時149.47レベルと2013年8月以来の安値を付けました。NY市場では、ダウ、WTI原油先物が反発する動きからいったんはリスクオフの巻き返しの動きとなりましたが、引けにかけては再び下落し、引き続き英国のEU離脱懸念が重くにしかかっている市場という印象です。

ドル円:6月14日のテクニカル分析

ドル円は、東京市場でも105円台を見たもののGW中に付けた105.55レベルまでは届かずでした。ただ、株式市場は夜間取引でも225は水準を下げていますし、ドル円も明確なターゲットが存在していますので、今週中にも105円台半ばを付けに行く可能性は高いと考えられます。本日はいったん105円台を見たという最初の達成感もあり、FOMCを控え上値は重いものの買いも出て来るという流れが予想されます。105.90レベルをサポートに、106.60レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る