ドル円:6月14日のファンダメンタル分析
今週日銀によるてこ入れは期待薄
週明けの東京市場では、株価が大幅安となったことを嫌気してドル円は105円台を見る展開となりました。ドル円のドル売りの動きからユーロはユーロ買いの動きとなっていましたが、英国の国民投票に向けての不透明感は高まりからポンドは下げ、結果としてポンド円は欧州市場序盤に一時149.47レベルと2013年8月以来の安値を付けました。NY市場では、ダウ、WTI原油先物が反発する動きからいったんはリスクオフの巻き返しの動きとなりましたが、引けにかけては再び下落し、引き続き英国のEU離脱懸念が重くにしかかっている市場という印象です。
ドル円:6月14日のテクニカル分析
ドル円は、東京市場でも105円台を見たもののGW中に付けた105.55レベルまでは届かずでした。ただ、株式市場は夜間取引でも225は水準を下げていますし、ドル円も明確なターゲットが存在していますので、今週中にも105円台半ばを付けに行く可能性は高いと考えられます。本日はいったん105円台を見たという最初の達成感もあり、FOMCを控え上値は重いものの買いも出て来るという流れが予想されます。105.90レベルをサポートに、106.60レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
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