ドル円107円台後半で方向感なく推移 (6/2午前)

2日午前の東京市場でドル円は107円台後半での小動き。

ドル円107円台後半で方向感なく推移 (6/2午前)

ドル円107円台後半で方向感なく推移

〇ドル円107円台後半で小動き
〇株式市場をはじめ金融市場はかろうじてリスクオンに踏みとどまっている印象
〇潜在的リスクオフ要因多く、ドル円は米中対立での米国の次の打ち手、過剰楽観気味の株式市場動向注視

2日午前の東京市場でドル円は107円台後半での小動き。取引レンジは107.51-72と限られ、東京時間正午現在は107.70レベルでの取引です。
香港問題での米中対立に一時リスクオフに傾きかけた金融市場は、先週末のトランプ大統領の具体性に乏しい関連記者会見で持ち直し、昨晩欧米の主要株価指数は上昇再開。本日の日経平均株価午前も185円高で終了しています。

一方で、米中対立は、時期は明らかにされないものの香港の優遇措置解除は行われる方向であり、中国が米農産物の一部輸入中止を決めるなど、対立激化のスパイラルにいつ入っておおかしくない状況、次の米国の打ち手が注目されます。また、米国で広がる警官の黒人男性殺害への抗議デモも、暴動、略奪に発展するなど全く予断を許さない状況、加えて足元の経済指標は芳しくない等、潜在的リスクオフ要因は多く、為替は円安には動きづらい状況です。

テクニカルにはドル円は相変わらず、一目均衡表の中で90日、200日移動平均線の下、21日移動平均線の上で推移。21日線が107.30近辺まで上昇してきていることがやや気になる程度で基本動きなしです。
株式市場の過剰な楽観には違和感があるものの、ここまで上昇を続けており、上記材料とともにしばらくは推移を見守るしかなさそうです。

ドル円107円台後半で方向感なく推移

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