4月鉱工業生産指数の予想(2020/5/15)

日本時間2020年5月15日22時15分に発表予定です。

4月鉱工業生産指数の予想(2020/5/15)

4月鉱工業生産指数の予想

本日は小売売上高NY連銀製造業景況指数に続き、4月鉱工業生産指数と同設備稼働率が発表されます。
前2つの指標発表から45分後となります。

4月鉱工業生産指数の予想

(今回予想2020年5月15日12時現在)

前回3月の鉱工業生産指数(IP)は予想を若干下回る▼5.4%でした。それでも大きなマイナスですので芳しいとはいえず、今回5月は一段の悪化予想です。同時刻に発表される設備稼働率も大幅な低下予想になっています。稼働率の大幅低下は一気に生産が減少したことになります。


下図は鉱工業生産指数の実数値100とNY連銀製造業景況指数(NY)の3ヶ月移動平均線のゼロを合わせています。NYが先行指標なので、先に悪化し、その後IPが追随(逆も同じ)パターンですが、今回はNYが更に一段と悪化し、IPがそれに追随するパターンを継続しています。オレンジのNYは5月(今日先行して発表)まで加味していますので、IPは来月も悪くなる可能性あります。

4月鉱工業生産指数の予想 2枚目の画像

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数(青の矢印が今日の発表値予想)

尚、上記以外に本日は下記の数値も発表されます。

4月鉱工業生産指数の予想 3枚目の画像

(今回予想2020年5月15日12時現在)

下図はドル円の日足チャートで、昨日の小売売上高で添付したチャートに1日分の陽線が加味されています。ラインAを抜けたことで短期はドルが底固いですが、昨日はラインAに潜りこむ可能性もありとしましたが、結局ドルは底固く推移しました。
いよいよ今日は重要指標の発表です。ラインDは108円20銭にありますが、週足の108円に抵抗線があります。従い今週月曜日の高値107円77銭が目先の上値目途になります。下値はAが106円50銭ですので、ここを割り込めば短期のドル高は終了しBの105円35銭、Cの104円75銭方向になります。
ほぼ23営業日が106円〜108円レンジに収まっていますので、いよいよ抜け出せるか注目します。
(2020年5月15日14:40、1ドル=107円24銭)    

4月鉱工業生産指数の予想 4枚目の画像

ドル円日足

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