ドル円107円台後半から反落 株価失速と米長期金利上昇で(5/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は未明の高値から反落。

ドル円107円台後半から反落 株価失速と米長期金利上昇で(5/12午前)

ドル円107円台後半から反落 株価失速と米長期金利上昇で

〇東京午前のドル円は107円台で軟調
〇雇用統計通過の安堵感、経済活動再開への楽観がやや後退
〇代わってコロナ封じ込め成功に「先行」した地域での感染第二波の動きが懸念材料として浮上
〇午後は反落に転じた米株先物動向に注意

12日午前の東京市場でドル円は未明の高値から反落。NY終盤につけた107.77からやや緩んで107.66レベルでアジアにつなぎましたが、東京時間に米株先物が下落、米長期金利も低下に転じると、ドル円もつれ安となり東京時間正午現在は107.42レベルでの取引です。日経平均株価は41円安の20,349円で午前の取引を終了しています。

市場では週末の雇用統計を乗り切った、安堵感と欧米主要国の経済再開の動きへの期待感がやや薄れ、中国、韓国等早期に感染を制圧したとされた国々での新たなクラスター発生報道に感染第二波への警戒感が高まっており、リスク選好にやや陰りが見られます。

テクニカルにはドル円は昨日の上昇で一目均衡表の「雲」の中に突入。転換線、21日移動平均線も上抜けて本日107.63レベルの基準線に絡む動き。一目均衡表の「雲」上限の107.78に頭を抑えられた形です。
21日線を上抜けたことでずいぶんドル先安観は後退した一方で、「雲」の上も200日線(108.26)、90日線(108.52)等が控えており、引き続き頭の重い状況に変化はありません。この後海外時間にかけては米株先物を睨んでの動きとなりそうです。

ドル円107円台後半から反落 株価失速と米長期金利上昇で

ドル円日足

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