ドル円雇用統計待ち 106円台前半で小動き(5/8午前)

8日午前の東京市場でドル円は小動きに終始。

ドル円雇用統計待ち 106円台前半で小動き(5/8午前)

ドル円雇用統計待ち 106円台前半で小動き

〇ドル円106円台前半で小動き
〇日経平均午前は2万円台回復
〇今晩の米雇用統計は2200万人の就業者減16%への失業率上昇と「歴史的水準」がコンセンサス
〇ただ、足元の数値の悪さには反応薄か

8日午前の東京市場でドル円は小動きに終始。取引レンジは106.22-46の30銭足らずで正午現在は106.30-35レベルの取引です。日経平均株価は国内の感染者数減少と米株式市場の堅調を受け一時400円超上昇、午前の終値は351円高の20,025円と2万円台を回復しています。

昨晩の海外市場では、米新規失業保険申請者数が317万件と引き続き高水準で推移したものの、米国内で経済活動を再開する地域が増加したことや、米中の貿易協議責任者が来週にも合意事項履行をめぐり電話会談するとの報道が好感され、主要米株価指数が上昇しました。一方で危険避難的債券買いもみられて、米10年債利回りは低下、株買い、債券買いのやや矛盾した動きの中でドル円は米長期金利の低下につれて海外序盤の上げを削った形となりました。

テクニカルにはあまり変わらず、ドル円は6月上旬まで同水準で続く一目均衡表の「雲」の下限(106.71)に頭を抑えられた形です。
市場は今晩の4月の米雇用統計待ち。市場のコンセンサスは非農業部門就業者数が2,200万人減、失業率16%と、「歴史的」な悪化を予想(前月はそれぞれ70.1万人減、4.4%)していますが、前月との乖離が大きすぎ、ぴったり当たるはずもありません。実際にどのような数字が出てくるかが注目されます。
ただ、特に株式市場を中心に、金融市場では足元の数値の悪化に目をつぶり半年後の景気回復を織り込む動きもみられはじめており、多少数字が悪くてもあまり株安、円高には振れにくいのではないかと思われます。

ドル円雇用統計待ち 106円台前半で小動き

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