上値の重い展開継続(2016年6月10日)

市場が

上値の重い展開継続(2016年6月10日)

ドル円:6月10日のファンダメンタル分析

レンジ相場

東京市場では弱い株式市場の動きを見ながらドル円の売りが目立ちました。欧州市場序盤には106.26レベルと直近安値を下回る動きとなりましたが、海外市場に移ってからの主役はユーロとなりました。ユーロドルは東京市場で1.1416レベルの高値を付けていましたが、欧州市場に入るとテクニカルな高値を付けた後の調整売りに加え、英国の欧州離脱懸念を背景に、離脱となった場合はユーロ圏への影響も大きいとの今更のような動きも加わり、ユーロが大幅安。NY市場前場にはユーロドルが1.1306レベル、ユーロ円は120.33レベルと安値を更新する動きとなりました。引けにかけては、ユーロドルのユーロ売り・ドル買いの動きがドル円にも波及し107円台を回復、ユーロ円も121円台に乗せての引けとなっています。

ドル円:6月10日のテクニカル分析

一歩進んでの買い気の様相

ドル円は、月曜早朝の安値を下回りGW中に付けた安値をトライしに行くかとも思えたのですが、ユーロドルでのド買いの動きにいったん水を差された格好となりました。米国の利上げ思惑後退、英国国民投票を控えたリスクオフと、引き続き円高トレンドに回帰しやすい流れは続いていると考えられますが、週末を前にして今日のところはもみあいとなってきそうです。本日は107円挟みで、106.75レベルをサポートに、107.25レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

オーダー/ポジション状況

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