関心は7月FOMC以降にシフト(2016年6月8日)

すでに米利上げを

関心は7月FOMC以降にシフト(2016年6月8日)

ドル円:6月8日のファンダメンタル分析

テーマ:関心は7月FOMC以降にシフト

先日の米5月米雇用統計によるドル売りの流れは一服しているものの、戻りも108台にも届かずで、
市場は次の織り込み材料を求めています。

米5月雇用統計がサプライズ的な結果に終わり、リスク・オフの円高から年初来の円高105.55をためすものの、財務官からの口先介入もありで、下値は107水準に持っている様子です。割ったとしても下値の105の水準が想定される防衛ラインと想定します。

注目されていた6日のイエレン議長の講演から、市場はFRBの6月利上げ期待値は大きく後退したので
そんな中、目先は
1.15-16日の日銀金融政策決定会合
2.23日の英国EU離脱の国民投票
この2つのイベント・リスクに注意です。

ドル円:6月8日のテクニカル分析

売り気が高まる神経質な展開を想定

ポイント:7日わずかに高値更新しましたが、その後の下落で107.50を割り込んだ為、弱気サイクル入りとし、次の安値形成期への下落を想定します。7日高値を上抜けない内は一段安を警戒し、下値目途は当初6日安値の106.42を試し、底割れの場合は5月3日の安値の105.53試しでしょう。7日高値を上抜く場合は高値更新による新たな強気サイクル入りとし、109台回復への上昇を想定します。
高値で107.90を示現するも108.00回復できずに陰線引け。
上ヒゲが目立つので下値警戒が強まった格好で、戻りは限定的。
ここから下値追いが進むとドル売りの勢いが強まるでしょう。
ペナント型揉み合いの下限、106.45近辺が意識され、売り気が高まる神経質な展開を想定します。

上値目途は、前日高値の107.90、108.50で横ばいの基準線辺りが抵抗節目。
下値目途は、6日安値の106.42レベルが意識されます。

本日のポイントは、引け足レベルの確認です。
ターゲットは106台ミドル圏。

今日のレンジは、106.80~108.00と見ます。

オーダー/ポジション状況

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