ドル円上昇 リパトリ終了とリスク選好の回復で(3/31午前)

年度末午前の東京市場でドル円は上昇。

ドル円上昇 リパトリ終了とリスク選好の回復で(3/31午前)

ドル円上昇 リパトリ終了とリスク選好の回復で

年度末午前の東京市場でドル円は上昇。朝方は107円台後半で取引が始まり、東京時間に急速に値を上げ、東京時間正午現在は108.55近辺での取引です。
20日以来連日東京時間の午前中に見られたドル売りの動きは本日見られず、さすがに年度末最終日には企業の資金還流は止んだものと思われます。午前のドル円は米株先物、日経平均の堅調推移に伴い素直にリスク選好の円売りに反応した様子です。日経平均午前は148円高で終了しています。

矢継ぎ早の各国の金融・財政政策と、NY州、イタリア・スぺインでの感染者増加ペースの減速、米国のコロナウイルス検査の迅速化への取り組みに、週明けの株式市場はやや落ち着きを取り戻したように見られます。加えて午前に発表された中国の製造業、非製造業PMIが予想外の回復を見せていたことから、早期世界経済回復への期待も加わり、本日午前の市場には一時的な安堵感の広がりが感じられます。

テクニカルにはドル円は昨日、一旦下抜けた21日移動平均線を終値で回復、本日108.34レベルの200日線に絡む動きです。
本邦はじめ他地域での感染者拡大は続いており、このまま一気にコロナウイルス騒ぎが終息に向かうとはとても思えない状況で今後も相場の紆余曲折は避けられないものと思われますが、本邦新年度入りを前に今日の動きに何らかの流れの変化を確認できるのか市場は固唾をのんで見守っている状況です。

ドル円上昇 リパトリ終了とリスク選好の回復で

ドル円日足

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