ドル円110円に接近 リスク回避の動き弱まり反騰4日目(2/6午前)

6日午前の東京市場でドル円は109円台後半を堅調推移。

ドル円110円に接近 リスク回避の動き弱まり反騰4日目(2/6午前)

ドル円110円に接近 リスク回避の動き弱まり反騰4日目

6日午前の東京市場でドル円は109円台後半を堅調推移。一時109.91まで上値を伸ばし、東京時間正午現在は109.85-90レベルで取引されています。
昨晩の海外市場では、欧州時間に流れた新型コロナウイルスのワクチン開発が大きく進展したとの報道にリスク回避の動きが後退、ADP雇用統計、ISM非製造業指数等の米指標の好調もあって、NYダウは483ドルと大幅に上昇しました。欧州序盤に109.30まで小幅下押ししていたドル円も、ワクチン開発のニュースに109.70に急伸、その後も緩やかに上昇を続け東京時間を迎えています。
先週末には一時1.50%台まで低下した米10年物国債利回りは、本日東京時間には1.65%近辺で推移、日経平均午前は483円高と本日アジア時間もリスク選考の回復が目立つ展開となっています。

昨晩米上院はトランプ大統領の弾劾裁判に無罪評決を下しました。結果は事前に予想されていた内容ではありましたが、大統領と同じ共和党のユタ州選出のロムニー上院議員は権力乱用について有罪票を投じ、自らの所属政党の大統領の罷免を指示した初めてのケースとなりました。
ただ、経済的にはトランプ大統領の再選に向けての動きはポジティブにとらえられ、株価堅調を支える形となっています。

テクニカルにはドル円は昨日からの上昇で21日移動平均線(本日109.53レベル)を明確に上抜け、ドル高地合いに転じています。本日この後はドル円が節目の110円や年初来高値1/17の110.29を試す動きとなるか注目です。下方向は21日線が位置し、1/17高値からの下落の61.8%戻しのラインでもあった109.50-55レベルが堅そうです。

ドル円110円に接近 リスク回避の動き弱まり反騰4日目

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