ND(日経ダウ)倍率(19/12/27)

ND倍率とは日経平均株価をNYダウで割った値の事です。

ND(日経ダウ)倍率(19/12/27)

ND倍率

今年はドル円が変動相場制移行後の最低値幅、ユーロドルもユーロ導入後の最低値幅をそれぞれ大幅に更新し、為替市場はいまひとつ冴えない一年となりました。一方で株式市場は夏以降に米国株を中心に活況で強い地合いでの年末を迎えそうです。

今年最後のコラムは日米の株価の傾向をND倍率(日経平均株価をNYダウで割った値)で見てみましょう。ここでは日足チャートで営業日に違いが出ないようにシカゴマーカンタイル取引所(CME)のGLOBEXのデータを用いて計算しています。まずは3月から本日までのチャートをご覧ください。

ND倍率

上から日経、ダウ、ND倍率です。

こちらを見ると春は横ばい、その後夏まではND倍率が低下し(日経の上昇率がダウよりも少ないか、日経の下落率がダウよりも大きい)、それ以降はND倍率が上昇(日経の上昇率がダウよりも大きいか、日経の下落率がダウよりも大きい)数字となっています。そして10月以降は再び横ばいです。

本来的には為替の影響も考えるべきでしょうが、ND倍率自体が為替を考慮しませんので、ここではそのままの数字を使います。また、為替自体が動いていないため、単純なND倍率でも傾向は十分にわかるでしょう。最近はダウをはじめ米国株の上昇ばかりが目立つ気がしますが、こうして数字で見ると思いのほか日本株が健闘していることがわかります。11月以降は同じようの率で上下していることとなりますが、来年はオリンピックもありますし日本株にはもう少し頑張って欲しいものです。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る