米12月ISM製造業景況指数の予想(19/12/27)

日本時間の2020年1月3日24時に発表を予定しています。

米12月ISM製造業景況指数の予想(19/12/27)

米12月ISM製造業景況指数の予想

米12月ISM製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2019年12月27日9時現在予想
注:1週間前の予想ですので、発表前にはエコノミスト予想平均値をご確認くださいます様お願いします。

来週金曜日の深夜、米国12月ISM製造業景況指数(下記チャート青の黒い矢印が今回予想分)が発表されます。2019年12月の指標とはいえ、製造業の先行指標なので2020年の最初を占うには重要かと思われます。

米12月ISM製造業景況指数の予想 2枚目の画像

ISM製造業景況指数とPMI製造業指数

前回(11月)は予想を下回り、○印にある2015年11月からの4ヶ月間と同じ悪さになりました。もし12月が50未満なら2014年以降では最悪の結果になります。この指標に先だって発表されたPMI製造業景況指数(オレンジ)は改善傾向を示していましたが、12月(52.5)は11月(52.6)より若干悪化し、流れが横這いとなっています。来週金曜日の数値がもし50未満なら、米中貿易協議合意を受けて、世界経済改善を見込む市場に最初の冷水を浴びせかけると思われます。

米12月ISM製造業景況指数の予想 3枚目の画像

ユーロ圏及び米国の製造業PMI景況指数改定値(1月2日発表予定)
また米欧のPMI指数改定値が米ISM前の1月2日に発表されます。予想は速報値と同じになっていますが、エコノミスト予想レンジは上下に広がっていますで、数値が振れれば相場には影響が出そうです。

米12月ISM製造業景況指数の予想 4枚目の画像

ドル円相場は8月下旬底値からのドル上昇ウェッジ(AとB)は既に下抜けていますが、まだドル高の余韻を残しており、目先はCとDで収斂しています。
今日現在のA:110円50銭、B:110円00銭、C:109円80銭、Dは108円70銭にあります。
年末・年始でCとDの上限であるCを上抜ければ、BとAの抵抗線トライ、もしDを下回ればいよいよドルの下落が再開される可能性がでてきます。
年末・年始の東京市場が留守の間、荒れる可能性もあるので、値動きはウォッチしておきたいところです。
(2019年12月27日11:00、1ドル=109円48銭)

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