ドル円、クリスマス休暇で動意に乏しい展開。本日もボクシングデーで多くの国が休場(12/26朝)

25日(水)の外国為替市場でドル円・ユーロドルは狭いレンジ内で膠着。

ドル円、クリスマス休暇で動意に乏しい展開。本日もボクシングデーで多くの国が休場(12/26朝)

ドル円、クリスマス休暇で動意に乏しい展開。本日もボクシングデーで多くの国が休場

海外時間の為替概況

25日(水)の外国為替市場でドル円・ユーロドルは狭いレンジ内で膠着。クリスマス休暇(欧米をはじめ殆どの国が休場)で市場参加者が減少する中、終始動意に乏しい展開が継続しました。ドル円は僅か11銭レンジ(高値109.44、安値109.33)、ユーロドルも25pipsレンジ(高値1.1094、安値1.1069)で方向感見出せず。本稿執筆時点(日本時間5時00分現在)では、ドル円が109.37、ユーロドルが1.1085付近で推移しております。

ドル円のテクニカル分析

ドル円は、109.70近辺に控えるレジスタンス(12/2高値109.73、12/13高値109.71、12/19高値109.67)と、109.00ー20近辺に控えるサポート(ボリンジャーミッドバンドや、一目均衡表転換線、一目均衡表基準線など)に挟まれたレンジ相場を形成中です。オシレータ系インジケータも中立レベルで推移するなど、テクニカル的に見て「方向感を見出しづらい時間帯」の継続が示唆されます。

但し、ファンダメンタルズ的に見ると、@日米金融政策の方向性の違いや、Aトランプ米大統領の弾劾リスク、Bトランプ米大統領によるFRBへの利下げ圧力(ドル売り誘導)、C冴えない米国ファンダメンタルズ、D世界的な貿易戦争再開リスク(含む米中貿易摩擦の再燃)、E英国を巡る不確実性(英合意なき離脱リスクの再燃)など、ドル売り・円買いを想起させる悪材料が増えつつあります。

以上の通り、ドル円は、テクニカル的に「中立」を示唆しつつも、ファンダメンタルズ的な弱さが「上値を阻む」展開が予想されます(リスクは依然「下向き」)。但し、本日はクリスマス翌日で引き続き多くの国が休場(ボクシングデーで英国やユーロ圏、スイス、カナダ、豪州などが休場)となる為、外国為替市場は動意に乏しい展開が続きそうです。米国時間に発表される米・MBA住宅ローン件数や、米・新規失業保険申請件数の結果を睨みながらも、ドル円は狭いレンジ内での膠着相場が続くと予想いたします。

本日の予想レンジ:109.20ー109.60

ドル円、クリスマス休暇で動意に乏しい展開。本日もボクシングデーで多くの国が休場

ドル円日足

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