安定成長へのメッセージ出せるか(2016年5月25日)

伊勢志摩サミッ

安定成長へのメッセージ出せるか(2016年5月25日)

ドル円:5月25日のファンダメンタル分析

東京市場ではまったく動意の無い展開が続きましたが、欧州市場に入り世論調査でEU残留派優勢と報じられると、ポンドが全通貨に対して大幅高。特に下げ足を強めているユーロポンドは0.77台半ばから0.76台前半へと急落、それをきっかけとしたユーロドルの売りが目立つ流れとなりました、ユーロドルでのユーロ売り(ドル買い)の動きがドル円では買い戻しのドル買いへとつながり、NY市場に入ってからは強い株価も手伝って110.13レベルへと上昇、引けにかけては110円挟みの水準へと若干押してのクローズとなりました。

ドル円:5月25日のテクニカル分析

ドル円は、今週に入り月曜には109.11レベルの安値を付けましたが、109円近辺では買いたい向きもいて目先は109円台前半の買いと110円台前半の売りとでバランスを取ってのサミット待ちとなった様子です。110円台では引き続き実需売りと、長期円高トレンドへの回帰を考えた売りオーダーとが見られ、このまま110円台をどんどん円安に向かう流れでもありません。サミットを前に景気改善策への期待から株価も底堅い展開となっているものの、今回も仙台G7同様、蓋を開けてみると高値でした、となる可能性もあります。本日も思惑的なドル買いの動きは出そうですが、直近高値を更新することは無いと見ています。109.75レベルをサポートに、110.25レベルをレジスタンスと、110円を挟んだ動きを見ておきます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る