ドル円108円台後半で膠着状態 米中合意期待復活で下げ一服(12/5午前)

5日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。取引レンジは108.80-93と限られ東京時間11:30現在は108.85-90レベルで取引されています。

ドル円108円台後半で膠着状態 米中合意期待復活で下げ一服(12/5午前)

ドル円108円台後半で膠着状態 米中合意期待復活で下げ一服

5日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。取引レンジは108.80-93と限られ東京時間11:30現在は108.85-90レベルで取引されています。
昨夕ブルームバームが関係者の話として報じた「米中貿易交渉における第一段階の合意が近い」との報道を受け、週初からのリスクセンチメントの悪化はいったん収まり、ドル円も108.43までで下げ止まった形となりました。しかし、一か月以上に亘って交互に続く米中交渉の悲観と楽観の中で、さすがにドルを大きく買い戻すに足る材料とはされず、戻りは限定的、昨晩ドル円が109円台に乗せることはありませんでした。海外時間に発表となったADP雇用統計、ISM非製造業指数等の米指標が期待外れの内容だったこともドル円の頭を重くしました。一方株式市場ではセンチメントの改善で昨晩欧米株が軒並み反発したことから日経平均午前は159円高で午前の取引を終え、主要アジア株式指数も上昇しています。

テクニカルにはドル円は200日移動平均線(108.88)付近での取引。上下を21日移動平均線(108.94レベル)基準線(108.81)に挟まれたテクニカルポイント密集地帯にあり、さらに上方向には転換線(109.08)も控えているため、比較的居心地がよくどちらかといえば上方向が重めの位置にいます。ただ。トランプ大統領の行動や発言次第でいくらでも状況は変化するのが最近の相場。
引き続き12/15の関税引き上げ期限をめぐる動きと、米経済指標次第でテクニカルにかかわらず上下どちらにも動くものと考えられます。

ドル円108円台後半で膠着状態 米中合意期待復活で下げ一服

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