ドル円 108円台半ば 日本株軟調、米中関係悪化懸念でリスク選好後退(11/20午前)

20日午前の東京市場でドル円は108円台半ばでの小動き。

ドル円 108円台半ば 日本株軟調、米中関係悪化懸念でリスク選好後退(11/20午前)

ドル円 108円台半ば 日本株軟調、米中関係悪化懸念でリスク選好後退

20日午前の東京市場でドル円は108円台半ばでの小動き。序盤前日終値付近まで一時持ち直した日経平均株価が10時過ぎに急落、下げ幅が一時200円を超えた局面では108.36の安値を付ける場面もありましたが、その後は持ち直し東京時間正午現在は108.50近辺で取引されています。

米中貿易交渉に新たな進展が見られないことに加え、香港の暴動が沈静する気配がない中で、米上院が香港人権法案を可決。中国がこれに強く反発し報復を警告していることなどがリスク選好ムードに水を差す形となっており、ドル円の重しとなっています。
日経平均株価午前も前日比173円安の23,119.59円で終了しています。

テクニカルにはドル円は、昨日海外市場で株価、米長期金利の低下に伴い軟調推移し109円台を回復できずに下落したことで、中期の上昇トレンドからの離脱が鮮明になりつつあります。
上方向は108.69の基準線から108.98の200日移動平均線まで抵抗線が密でかなり頭は重い感じとなっていますが、下方向も107.71の一目均衡表の「雲」上限まで明確な支持線はない中で108円台前半は底堅く、しばらくは米中の進展をにらみながら108円台でのもみあいからやや軟調地合いが続きそうです。

ドル円 108円台半ば 日本株軟調、米中関係悪化懸念でリスク選好後退

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