米国10年債利回り(19/11/15)

株価チャートは皆さん見ていると思いますので、10年債利回りがどういう状況なのかを見てみましょう。

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米国10年債利回り(19/11/15)

米国10年債利回り

米中通商協議が難航しているとのニュースにもかかわらず米国株は異常なまでの強さを見せています。ここに至るまで株高だけでなく、ドル建て金価格の下落、米国10年債利回りの上昇(債券安)と、明らかに安全資産からリスク資産へと資金がシフトしている状況が続いていました。

そうした中で、為替市場は既に先週の109円台半ばが目先の高値となり、直近では素直にリスクオンの巻き返しで円高方向に動いてきています。株価チャートは皆さん見ていると思いますので、10年債利回りがどういう状況なのかを見てみましょう。

米国10年債利回り

チャートを見るとわかりますが、昨年の最高利回り3.246%から今年の最低利回り1.429%までかなりの勢いて下げています。最近では政策金利は利下げ、長期債の利回りは上昇と逆イールドは一気に解消され、イールドカーブ(利回り曲線)は通常のあるべき姿である右肩上がりのスティープな形状へと戻ってきています。

これはある意味米国の先行きの景気に対する安心感と考えることが出来ますが、先週の2%の大台目前までの利回り上昇以降の利回り低下(国債価格上昇)を見ていると、為替市場同様に米国債市場もややリスクオンに警戒していると言えそうです。

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