ドル円軟調 トランプ大統領講演での中国牽制と日本株安
13日午前の東京市場でドル円は軟調推移。朝方109円台を回復する場面もありましたが滞空時間はわずかで、基本的には108円台後半の推移。一時108.87まで安値を拡大し、東京時間11:30現在は108.95-00レベルでの取引です。
香港では本日も政府・警察への抗議のデモ隊による地下鉄への破壊行為等が行われており、事態はエスカレート。鎮静の見通しが立たない状態に中国国営の新華社通信は「テロ行為」に等しいと非難する等状況の悪化に本日香港のハンセン指数は再下落、一時2%超値を下げています。リスクセンチメントの悪化に日経平均も午前は216円下げて終了しています。
昨晩注目されたトランプ大統領のニューヨークでの講演では中国との合意署名が間近としつつも、合意できない場合は関税をきわめて大幅に引き上げると発言。市場の楽観ムードにやや水を差す形となり、ドル円は昨晩ロンドン序盤の109.29の高値から反落しています。
尚、今朝がた発表されたニュージーランドの金融政策で予想外に政策金利が据え置きとなったため、ニュージーランドドルは69円割れの水準から69.90まで一円近く急上昇しました。
テクニカルにはドル円は200日移動平均線がらみで方向感を失っています。
米中貿易交渉への進展期待の後退と香港暴動で、リスク選好の後退が見られる割には大きく売り込まれることもなく、新規材料待ち。
午後の市場でも大きな動きは期待できませんが、香港情勢悪化と、それによるハンセン指数、日経平均等の株価のさらなる下落には注意が必要です。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.11.23
来週の為替相場見通し『トランプトレードと円キャリーの組み合わせがドル円を下支え』(11/23朝)
ドル円は、今週前半にかけて、一時153.28まで急落する場面が見られましたが、週末にかけては一転154円台後半へと持ち直す動きとなりました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.22
東京市場のドルは154円台後半で推移、日銀による追加利上げ観測が円安のブレーキ役に(24/11/22)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日本株のしっかりとした推移を材料にじり高の展開となり154円台後半で推移した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.22
ドル円 値動きそのものは激しいが、結果レンジ内か(11/22夕)
東京市場はドルが小高い。やや激しめの乱高下をたどるなか、最終的にドルは高値引け。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2019.11.13
ドル円 FRB議長発言など注目、ただ基本はレンジ内(11/13夕)
13日の東京市場は、基本揉み合い。109円を挟んだ30ポイントにも満たないレンジ取引で、明確な方向性は乏しかった。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。