ドル円軟調 米長期金利や一進一退の日経平均に歩調合せ(11/7午前)

7日午前の東京市場でドル円は続落。

ドル円軟調 米長期金利や一進一退の日経平均に歩調合せ(11/7午前)

ドル円軟調 米長期金利や一進一退の日経平均に歩調合せ

7日午前の東京市場でドル円は続落。海外市場で米中貿易交渉への楽観が後退し、ドル円が108円台に反落した流れから朝方は一時持ち直し、109円台を回復する場面もありました。しかし、長くは持ちこたえられず、7:00以降はほぼ一方向で下落。東京時間正午現在は昨晩海外時間の安値を下回る108.70-75レベルでの取引です。

海外時間の株式市場は上昇に一服感が出てNYダウは前日比ほぼ変わらずの0.07ドル安。午前の日経平均株価終値も8円安と小幅に下落して終了しています。

今週前半リスク選好が強まって、主要国の株価指数が連日上昇し、米株価指数が最高値圏にある中で、株式市場では株価の先高観と過熱に対する警戒感の綱引きとなっており、一部では利益確定の売りが出ています。米金利、ドル円ともにそれを意識した動きとなっており、ドル円の上値試しの動きはいったん後退した形です。

テクニカルにはドル円は本日109.03にある200日移動平均線を割り込んで下落、108.61レベルを上昇中の21日移動平均線に接近しています。
最近の動きの中ではサポートは107.89にある基準線、レジスタンスは年初来高値112.40からの下落の61.8%戻しの109.37レベルと少し広めに見ておいた方がよさそうです。

引き続き主要テーマは米中貿易協議にあるものの、猫の目のように入れ替わる悲観と楽観に、さすがに市場もやや食傷気味のためか、あるいは基本的には楽観的な見方が強いためか。昨晩の米中のネガティブなニュースに対する各市場の反応は一時的かつ限定的でした。

一方で、現状史上最高値圏にある米株をはじめ主要国の株価に対するテクニカルな調整の動きには、そろそろ相応の注意が必要です。

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ドル円日足

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