ドル円安値圏での推移、中国製造業PMIでやや持ち直す(11/1午前)

1日午前の東京市場でドル円は安値圏での推移。

ドル円安値圏での推移、中国製造業PMIでやや持ち直す(11/1午前)

ドル円安値圏での推移、中国製造業PMIでやや持ち直す

1日午前の東京市場でドル円は安値圏での推移。朝方は108円近辺で小動きが続きましたが、10:00ちょうどに本邦実需筋とみられる大口の売りが出て107.89まで下落。昨晩の海外市場での安値107.93を下回り、約3週間ぶりのドル安円高となりました。しかしその後発表された中国の民間調査による製造業PMIが昨日発表のものとは逆の改善を示したことで持ち直し108円台を回復。東京時間正午現在は108.05近辺で取引されています。

昨晩の海外市場では、米金利の低下と、米中貿易交渉において中国高官から包括的合意に後ろ向きの発言があったとする報道で、ドル売りとリスク回避の円買いが重なり、更にシカゴ購買部景況指数が想像以上に悪化する等ファンダメンタルズ上の懸念も加わったことでドル円はほぼ一方向に下落しました。

リスクセンチメントの悪化に昨晩欧米株はほぼ全面安。日経平均午前も一時前日比200円超安となりましたが、上記の中国のPMI改善等で幾分持ち直し、結局午前は93円安で引けています。

テクニカルにはドル円は、昨日の下落で当面のサポートと見られていた21日移動平均線(本日108.30近辺で推移)を割り込んで下落、本日107.89レベルの基準線で止まった形となっています。

本日は海外時間に米雇用統計の発表を控えており、また、その後も製造業PMI、ISM製造業指数、建設支出と重要指標が並ぶため午後に大きな動きは予想されていません。今晩の雇用統計は解決済みのGMのストの影響で、非農業部門雇用者数が8.5万人の増加と通常より少なめに予想されており、補正が必要となることから発表後若干の混乱が生じる可能性があり注意が必要です。

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