ドル円 膠着状態続く(10/25午前)

25日午前の東京市場でドル円は昨日同様108円台後半での小動き、本日も値幅は108.58-70の10銭強にとどまりました。

ドル円 膠着状態続く(10/25午前)

ドル円 膠着状態続く

25日午前の東京市場でドル円は昨日同様108円台後半での小動き、本日も値幅は108.58-70の10銭強にとどまりました。東京時間11:30現在は108.65レベルでの取引です。
昨晩の海外市場では米耐久財受注等の指標の悪化でドル円がやや弱含む局面もありましたが108.50どまりで底堅く、全般的には反応薄。ドラギ総裁最後となるECB理事会も、予想通り緩和姿勢を維持したため材料とはなりませんでした。
米国株も企業決算がまちまちでNYダウは小幅安、S&P500、ナスダックは小幅高で終了。これを受けた日経平均株価午前は3円安とこちらも膠着状態です。

市場は新規材料待ちですが、米中問題、昨日ついに12月12日の総選挙が首相により提案された英国のEU離脱問題は常に火種。加えて、日本時間10/31未明に結果の判明する米FOMCが近づいています。今回は必ずしも利下げがコンセンサスとはなっていませんが(←訂正×政策金利変更なしがコンセンサスですが)、このところの米指標に悪いものが目立つことやトランプ大統領が再びFRBへの利下げ圧力を強めつつあるところが気がかりです。(追記:CMEFEDWATCH では約9割の確率で利下げを織り込み)

テクニカルにはドル円は108.55の転換線がらみ。しばらくは200日移動平均線(109.06)と21日移動平均線(108.05)のレンジを抜けられそうにありません。

OANDA オーダー/ポジション状況 提供開始

尚、「FX羅針盤」では昨日よりこの記事を含むドル円、ユーロ、A$関連のページ下部に、OANDA JAPANさんよりご提供いただいた同社顧客の30分毎のオーダー状況、ポジション状況を表示しています。
OANDA社は米国をベースにFXビジネスを世界展開している大手業者です。そのため、本邦のみならず米国やその他の地域からの参加者の注文やポジションの状況が把握できます。
対象は同社の顧客に限られるため、全市場参加者のポジションを網羅しているわけではありませんが、取引を考える上で大変参考になる情報ですので、ぜひご活用ください。

ドル円、ユーロ円、豪ドル円、のみならず金、銀を含む16ペアを選択可能。ポジション、オーダーは過去24時間遡ることができます。また、ポジションオーダーともにグロス(非累積)ネット(純額)を切り替えて表示することが可能です。

ドル円 膠着状態続く

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

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