米9月小売売上高予想(19/10/16)

日本時間2019年10月16日21時半発表予定です。

米9月小売売上高予想(19/10/16)

米9月小売売上高予想

本日、米国の9月小売売上高が発表されます。

(今回予想2019年10月16日12時現在)

米9月小売売上高予想

前回8月の米国小売売上高は予想(+0.2%)を上回る+0.4%になりました。しかしながら自動車を除くと伸び率0%で、自動車販売で伸びをカバーした形になりました。今回(9月)は8月より若干伸び率が落ちる予想(+0.3%)になっています。但し、6ヶ月移動平均線を見ると、3月の+1.7%がなくなり、下降方向になっています。傾向として下がってくると、GDPの6割を占める消費の減速が想定されますので、FRBの金融政策にも影響が出てきます。基本スタンスは雇用好調による可処分所得の伸び、消費支出は堅調との想定です。


下図の移動平均線は昨年11月〜年始にかけて低調でしたが、4月頃から右肩上がりとなり、再度下向きになっています。

米小売売上高(前月比ベースと6ヶ月移動平均線、赤い線はゼロ、黒い線より右は今回予想)

米9月小売売上高予想 2枚目の画像

なお、アトランタ連銀GDPナウは10月9日現在で第3四半期+1.7%の伸び予想になっており、10月4日現在の1.8%から小幅下落しています。ブルーチップの予想が2.0%ですので、最近の経済指標が弱くなっています。

本日は上記の経済指標の他に主なものとして、日本時間深夜3時に米国地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表されます。

現在のドル円相場は、8月下旬を起点したドル高トレンドライン(107円10銭〜109円50銭)を形成しています。このレンジ内に108円40銭〜50銭、108円80銭〜90銭、109円20銭に各抵抗線があり、月曜までは最初の抵抗線に止められ、昨日は2つ目の抵抗線に止められています。今日も日本株は続伸していますが、為替は109円台を付けられない状況です。
下値は108円30銭、107円90銭にサポートありますが、後者を切れるとトレンドライン下限までの余地が広がります。
今日の小売売上高とベージュブックで米金利に何らかの影響がでれば、107円90銭〜109円20銭レンジまで広がる可能性が出てきます。
(2019年10月16日13:20、1ドル=108円65銭、1ユーロ=1.1031ドル)

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