3. ドル円一時108円台に急伸　トランプ発言で米中交渉楽観ムード広がる（10/11午前）

ドル円一時108円台に急伸　トランプ発言で米中交渉楽観ムード広がる（10/11午前）

１１日午前の東京市場でドル円は急伸、一時108.13の高値をつけ東京時間正午現在はやや戻し107.95レベルでの取引です。

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ドル円一時108円台に急伸　トランプ発言で米中交渉楽観ムード広がる（10/11午前）

ドル円一時108円台に急伸　トランプ発言で米中交渉楽観ムード広がる

１１日午前の東京市場でドル円は急伸、一時108.13の高値をつけ東京時間正午現在はやや戻し107.95レベルでの取引です。
昨晩海外時間以降米中協議に関して楽観的な見方が優勢となる中、東京時間ドル円は107.98レベルの高値圏で寄り付きました。10時前にはトランプ大統領が「中国は素晴らしい」「我々は中国と合意できるか目にすることとなる」などと発言、連休前の仲値需要もありドル円は108円台に急伸しました。その後もトランプ大統領は日本時間12日午前3:45に劉鶴副首相と面談することを発表、初日の米中閣僚級協議についても「非常にうまくいった」などと発言していますが、市場には慎重な見方も残りそれ以上の上値追いとはなっていません。日経平均はリスク選好の動きが継続、午前は209円高となっています。

テクニカルにはドル円は21日移動平均線(107.67レベル)を明確に上抜けてきています。
ただ、ここまで何度もトランプ発言に振り回されてきている市場には懐疑的な見方も根強く、また、ここまでの上昇で米中貿易交渉も部分合意まである程度織り込みつつあるものと思われ、9月に2度越えられなかった108.50を試す動きとはなっていません。
午後は、108円台に足場を作れるか、また、これまでレジスタンスとなってきた上記21日線や90日線(107.46レベル)が、きちんとサポートするかあたりを注目したいと思います。

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