ドル円107円台前半で小動き 国慶節明けの中国株は上昇(10/8午前)

8日午前の東京市場でドル円は107円台前半での小動き。

ドル円107円台前半で小動き 国慶節明けの中国株は上昇(10/8午前)

ドル円107円台前半で小動き 国慶節明けの中国株は上昇

8日午前の東京市場でドル円は107円台前半での小動き。
午前中に発表された中国の9月PMIはコンポジットが51.9と前月より改善、一方でサービス業は51.3となり、前月52.1予想52.0を下回るまちまちの結果でした。
現在次官級協議が行われている米中貿易問題に関し、市場にやや楽観的な見方が広がっており、日経平均株価午前は221円高で終了しています。本日から国慶節の休暇明けとなる中国や、香港のハンセン指数等アジア株が大幅高で推移していることも、本邦株式の上昇を支えているようです。一方ドル円は午前中大きく円安には振れておらず、11:30現在は107.30-35レベルでの取引です。

昨晩は中国が今回の協議で合意可能な部分を優先し、包括的な合意は先送りするとの報道が流れ、当初ネガティブに捉えられたものの、終盤にかけて部分合意を評価する流れに変わりドル円は反発、107円台を回復してアジア時間につなぐ形となりました。

テクニカルにはドル円は90日移動平均線と直近高値108.47からの下落の半値戻しの107.47-48のラインに頭を抑えられている状況です。一方下値は先週末からのドル売り局面でも終値ベースでは一目均衡表の「雲」にかろうじて沈まずに持ち直していることから106.89の雲の上限はある程度のサポートとして機能していると考えられます。

市場には10日からの米中閣僚級会談を控え市場には様子見気分も広がっており、午後に上記のサポート、レジスタンスを試すとすれば、中国を中心とするアジア市場の株価の動向次第といったところでしょうか。

ドル円107円台前半で小動き 国慶節明けの中国株は上昇

ドル円日足

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