ドル円一時108円割れ 実需の売りも出て高値から反落、日銀会合結果へは反応薄(9/19午前)

19日午前の東京市場でドル円は反落。

ドル円一時108円割れ 実需の売りも出て高値から反落、日銀会合結果へは反応薄(9/19午前)

ドル円一時108円割れ 実需の売りも出て高値から反落、日銀会合結果へは反応薄

19日午前の東京市場でドル円は反落。朝方は一時高値108.47をつけFOMC結果発表後の海外時間の高値108.48に迫る場面もありましたが、仲値にかけて実需と思われる売りが集まり急落し、一時昨日の安値を下回る107.99をつけています。
昨晩のFOMCの結果が予想ほどハト派なものでなかったことから、一部で出ていた日銀の追加緩和策への思惑が後退したことによるポジション調整の動きもあったものと思われます。
12:00前に発表された日銀政策決定会合の結果は政策金利、長期金利、資産買い入れ額等を据え置き、フォワードガイダンスにも変更はありませんでした。しかし、海外経済減速の影響で景気の下振れリスクは高まりつつあるとの認識を示し、次回会合で経済物価動向を再点検することを明らかにしています。
発表後ドル円への反応は限定的、正午現在は108.10レベルでの取引、前場222円高で終了した日経平均は、先物が発表後やや強含んでいます。この後15:30に黒田日銀総裁の記者会見が予定されています。

ドル円一時108円割れ 実需の売りも出て高値から反落、日銀会合結果へは反応薄

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