注目は18日の1QGDP速報値(週報2016年5月第三週)

先週は109台半ば

注目は18日の1QGDP速報値(週報2016年5月第三週)

ドル円:5月9日からの先週

9日は、前週末の引けの107.18で始まり、先ずやや下押しし9日の安値の107.12をつけました。その後、終日じりじりと上昇を続け、9日高値の108.60まで上伸、その後はそのまま横ばいでやや下押しして108.31で引けました。

10日は、前日引けの108.31で始まり、9日と同様に、先ずやや下押しし10日の安値の108.26をつけました。その後、終日じりじりと上昇を続け、10日高値の109.35まで上伸、その後はそのまま横ばいでやや下押しして109.26で引けました。

11日は、前日引けの109.26で始まり、今度は9日、10日とは反対に、先ずやや上戻しして11日の高値の109.37をつけました。その後、終日じりじりと下降を続け、11日安値の108.36まで下降、その後はそのまま横ばいでやや上戻して108.40で引けました。

12日は、前日引けの108.42で始まり、先ずやや下押しし12日の安値の108.21をつけました。その後、じりじりと上昇を続け、12日高値の109.39まで上伸、一転ドル売りになり108.62まで下押しして、再度109.15まで上戻し、その後はそのまま横ばいでやや下押しして109.01で引けました。

13日は、前日引けの109.00で始まり、東京時間はじりじりと下降を続け、13日の安値108.50まで下押ししました。その後は欧州時間に入り、一連の経済指標が良く一転ドル買いになり13日高値の109.55まで一気に上伸するも、NY 時間に、高官発言でドルが売られ、108.63まで下押ししました。そのまま横ばいで引けました。

ドル円:5月16日からの今週

ポイント:日本政府による財政出動や、日銀による追加金融緩和への期待感。

CME通貨先物ポジション状況 5月10日時点
    (5月10日)(5月3日)(4月26日)
円     59047   61521   66498
ユーロ  ▲21872   ▲23619  ▲39667

シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで5月10日付けのネットの円の買い持ち高は前週からさらに減少。
因みに、直近ネット円買い持ち最高水準は、08年3/25 +65,920、04年2/6 +64499、過去最高ネット円売り持ち高は、07年6/26 -188,077

今月末の伊勢志摩サミットに先駆けて、20〜21日の仙台G7に注目です。
サミットは参加国が多すぎて、議案をまとめるのが難しいのに対して、
G7 であれば極めて扱いやすく、ホストの安倍首相次第の面があります。

テクニカルで見てみたいと思います。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
5月 9日の 107.12 〜 108.60
5月10日の 108.26 〜 109.35
5月11日の 108.36 〜 109.37
5月12日の 108.21 〜 109.39
5月13日の 108.50 〜 109.55

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が 115.52で 下降
先行スパン1が 111.76で 下降
基準線が    108.72で 横ばい
実勢値     108.63 13日引け
転換線が    107.47で 上昇
遅行スパン  103.94で 上昇

4月28日、29日と2日連続で大きな陰線を作って、およそ5円程下げた後、
じりじりと上昇を続け、今、108.70水準で様子見に入っています。
はっきりとした方向感が見えないので、今は見極める時間と判断します。

予想レンジは、107.00~110.00 と見ます。

オーダー/ポジション状況

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