ドル円105円台後半 アジア株式市場の持ち直しに小反発(8/15午前)

15日午前の東京市場でドル円は小幅反発。

ドル円105円台後半 アジア株式市場の持ち直しに小反発(8/15午前)

ドル円105円台後半 アジア株式市場の持ち直しに小反発

15日午前の東京市場でドル円は小幅反発。朝方の安値105.73から上昇して一時106円台を回復、東京時間11:30現在は105.90-95レベルでの取引です。

昨晩海外市場では、昨日発表された中国やドイツの経済指標の悪化からの景気先行き懸念が強まり、また米10年債利回りが1.6%を割り込んで2年もの利回りと一時逆転したことが、リセッション入りの兆候であるとして、NYダウは800ドルを超える下落となりました。
リスク回避姿勢の強まりに、ドル円もほぼ一方向に下落、前日の急上昇の半分以上を失ったかたちで東京時間につないでいます。

そもそも米金利は3ヶ月ほど前から期間が長いほど金利が低い「逆イールド化」を強めてきており、現状では足元から5年までがきれいな逆イールドとなっているため、2年ものと10年ものの逆転にどれほどの意味があるのかはやや疑問ですが、トリガーとなったことは間違いないようです。尚、本日昼前の時点でも10年もの米国債利回りはさらに低下して1.55%台、1.56%近辺の2年もの利回りを下回っています。ちなみに最も金利が低いのは5年もので現状1.47%台、そのため5年以降は「順イールド」となっています。

午前の日経平均株価は米株安を受け一時470円超下落しましたが、9時半以降は円高進行が止まったことで持ち直し、前場は250円安で引けています。前日のダウが3%超下げていることを考えれば下げ幅は穏当な範囲といえます。
香港のハンセン指数が前日比プラスに転じてきていることもあり、午後のドル円相場は日経平均を含むアジア主要株価指数と米長期金利の動きを睨んでの神経質な展開となりそうです。

ドル円105円台後半 アジア株式市場の持ち直しに小反発

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る