ドル円材料待ち、108円台前半で小動き(7/17午前)

17日午前の東京市場でドル円は108円台前半で方向感無く推移。

ドル円材料待ち、108円台前半で小動き(7/17午前)

ドル円材料待ち、108円台前半で小動き

17日午前の東京市場でドル円は108円台前半で方向感無く推移。108.12-33と狭いレンジでの取引に終始し、東京時間11:30現在は108.15-20レベルで取引されています。
昨晩注目された米小売売上高は予想を上回る内容となり、一時米10年もの国債利回りが2.14%台に反発、ドル円も108円台を回復しました。しかし、その後FRBのパウエル議長がフランス中銀で行った講演で再び貿易摩擦等からの経済成長下振れリスクに触れ「景気拡大のために適切な行動をとる」としたことから続かず、東京時間に入って米10年もの国債金利は再び2.10%割れ、ドル円も108円に接近する動きです。

昨晩はまた、トランプ大統領が閣議で「自分が望めば中国からの輸入品に追加関税を課すことができる」と述べ再び圧力を示す姿勢を見せ、堅調に推移していた米株が小幅に反落したこともドル円の頭を重くしました。米主要株価指数がマイナス圏で終了したことで、日経平均株価も午前は87円安で引けています。

パウエル議長の議会証言以降反落していたドル円は、107.88レベルの一目均衡表の基準線あたりで下げ止まり、108円近辺の21日線がらみ。比較的落ち着いた状況で次の材料待ちです。
ただ、昨日のパウエル発言には7月利下げへの不退転の決意が感じられ、その意味ではこれからの米経済指標への反応も限定的と考えられます。
本日よりフランスで開催予定のG7もリブラやデジタル課税等暗号資産関連の話題が中心となりそうで、為替への影響は限られる見込み。ドル円はしばらく現レンジを中心とした小動きが継続しそうです。

ドル円材料待ち、108円台前半で小動き

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