4月の米雇用統計は、まちまち(2016年5月7日)

4月の米雇用統計は、 非農業部門の雇用者数が16万人増と、7カ月ぶりの低い伸び。

4月の米雇用統計は、まちまち(2016年5月7日)

4月の米雇用統計は、まちまち

4月の米雇用統計は、
1.非農業部門雇用者数は、160000人増と、7カ月ぶりの低い伸び。
市場予想の202000人、第1・四半期の月間の平均である200000人増を下回り、

2.失業率は、5.0%で変わらず、予想と一致。

3.時間当たり賃金は、前月比0.3%増。
前年比では2.5%増と、3月の2.3%増から加速。

4.平均週間労働時間は、34.5時間と、前月の34.4時間から増加。

5.賃金と労働時間の伸びから
労働者の手取り所得は、0.7%増加。

6.労働参加率は、62.8%、0.2%ポイント低下。

7.労働人口は、36万2000人減。

8.就業率は、59.7%、7年ぶりの高水準となっていた3月の59.9%から低下。

総括として、今回の米雇用統計の内容は
FRBの年内複数回の利上げの可能性を疑問視する結果でした。

この結果を受け、多くの米金融機関が年内の利上げ回数を2回から1回に下方修正。
年内の利上げは9月の1回のみになるとの見方が増えています。
6月利上げの可能性が大幅に後退しました。

CMEのFedウォッチによると、
6月のFOMCで利上げが実施される確率はほぼゼロとなり、
9月もしくは
11月の利 上げ確率は40%以下、
12月は48%、
となりました。

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