ドル円108円台前半で小動き。21日線がサポートに転じる(7/2午前)

2日午前の東京市場でドル円は108円台前半での小動き。

ドル円108円台前半で小動き。21日線がサポートに転じる(7/2午前)

ドル円108円台前半で小動き。21日線がサポートに転じる

2日午前の東京市場でドル円は108円台前半での小動き。11:30までの値幅は108.28-48の20銭に限られ積極的な動意は見られませんでした。昨日全面高となった欧米株式市場ですが、一時は史上最高値に迫る勢いだったNYダウが終盤に上げ幅を縮小し、本日アジア時間では中国本土の上海指数がマイナスに転じました。また日経平均も午前は24円高とほぼ横這いに推移しているなど、やはりG20後も手放しのリスクオンの動きとはなっていない様子が窺えます。
米中交渉の再開を好感してドル円も昨日は窓を開けて週明けの取引が始まったものの、不透明感払拭には至らず、その後は高値108.53止まりで伸び悩んでいます。

昨日の上昇により、テクニカルにはドル円は4月下旬からの下降トレンドの上限(本日108.06)を上抜け、また、週明けに開けた窓を21日移動平均線(本日108.10近辺)がすり抜けた形となって、いずれも先週のレジスタンスがサポートに転じています。
このレベルを本日維持できるか否かはひとつのポイントとなりますが、下降トレンド終了がしっかり確認できれば4/24高値112.40から6/25安値106.78までの下落の38.2%戻しである108.93や半値戻し109.59などを目指す動きとなることも考えられます。

ドル円108円台前半で小動き。21日線がサポートに転じる

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