ドル円 108円台半ばで小動き、CPI待ち(6/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は108円台半ばでの小動き。

ドル円 108円台半ばで小動き、CPI待ち(6/12午前)

ドル円 108円台半ばで小動き、CPI待ち

12日午前の東京市場でドル円は108円台半ばでの小動き。東京時間11:30現在も108.45-50レベルで取引されています。
朝方発表となった4月のコア機械受注は事前予想前月比-0.8%に対し+5.2%と予想外の好結果となり、加えて基調判断も「持ち直しの動きが見られる」に上方修正されました。
これを受け国内の景気先行きに関して楽観的な見方が広がったことから日経平均株価午前は、昨晩の米株軟調にもかかわらずほぼ横這いで推移しました。

昨日の海外市場ではトランプ大統領が米中の貿易交渉を意図的に遅らせているとして強硬姿勢を示したほか、「米国の政策金利はあまりにも高い」「ユーロとその他の通貨は米ドルに対して下落誘導されており、米国はひどく不利な立場におかれている」等数多く発言。序盤リスクオンムードで堅調推移していた米株は反落し、NYダウは14ドルのマイナスで引け、一時108.80まで上昇していたドル円も108円台半ばに戻してアジア時間を迎えています。

昨晩のトランプ大統領の再度のFRB批判は復調しつつあった米長期金利をも反落させ昨日一時2.17%台に上昇していた米10年もの国債利回りは2.13%前後で推移しています。
さすがに来週開催されるFOMCでの利下確率は今のところ20%前後と高くはありませんが、19日が近づくにつれ変化する可能性は否定できず、注意が必要です。
市場は今晩発表される5月の米消費者物価指数待ち、米中の関税引き上げの影響はまだ反映されないものと見られ、市場予想は前年比+1.9%とやや低めとなっています。

ドル円日足

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