ドル円 一時109.15、株安と米長期金利低下継続で
29日午前の東京市場でドル円は一時109.15まで下落、5/14安値に並び5/13につけた年初来安値109.02を窺う動きとなりました。東京時間11:30現在はやや戻し、109.35-40レベルでの取引です。
昨晩連休明けの米市場では中国がレアアースの米国向け輸出制限を検討しているとの報道等に米中貿易摩擦激化懸念が再燃、NYダウは237ドル下落して終了し、米10年もの国債金利は再び2.3%を割り込む動きとなりました。これを受けて本日の東京市場でもリスク回避の動きが強まり、午前の日経平均株価は239円安で終了。また、米長期金利はアジア時間に入っても低下を続けており、10年もの米国債利回りは午前中2.24%台に低下しています。
ドル円は下値探りの動きが一旦収まり方向感を無くしていますが、リスクは依然下方向です。年初来安値109.02を下抜ければ、次は1/3安値104.87からの上昇の半値戻し108.64あたりがターゲット。一方上値は転換線と21日移動平均の位置する110円前後が最初の抵抗となります。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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