ドル円110円半ば 3月貿易黒字は予想、前月比大幅縮小(5/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は110円半ばでの小動き。

ドル円110円半ば 3月貿易黒字は予想、前月比大幅縮小(5/22午前)

ドル円110円半ば 3月貿易黒字は予想、前月比大幅縮小

22日午前の東京市場でドル円は110円半ばでの小動き。
昨日の海外市場では前日に米商務省がファーウェイへの禁輸措置を一部緩和したことを受け欧米株価が反発、リスク回避姿勢の後退からドル円では円が売り戻される動きとなりました。米中貿易摩擦問題は依然解決の糸口をつかめないままですが、問題の長期化により目先の材料としての重要性がやや薄れているイメージです。
ただ、本邦連休最終日の5/6に窓を開けてはじまった今回のドル円の下落局面の起点である、5/3終値111.10はまだ遠く、110.60-75にかけて並ぶ21日、90日移動平均線、一目均衡表の基準線、そして「雲」に上値を抑えられた形となりました。

市場は日本時間明日未明に行われる5月のFOMC議事要旨の公開を控え大きくは動きにくい状況、昨日午前のパウエル議長の講演からは今後の金融政策への手掛かりがあまり得られなかっただけに、注目が集まります。

今朝方財務省が発表した4月の貿易収支は604億円の黒字となり、事前予想の黒字額2,327億円を大幅に下回りました。中国向けの半導体製造装置、半導体電子部品の輸出が前年同月比で大幅に落ち込み、一方で電算機類や米国からの原粗油の輸入が増加、黒字額が圧縮される形となりました。また、同時に内閣府から発表された機械受注統計調査報告では3月のコア機械受注は前月比3.8%増加して事前予想を上回りましたが、全体としては4.3%減となり判断は「足踏みが見られる」に据え置かれています。

ドル円110円半ば 3月貿易黒字は予想、前月比大幅縮小

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