ドル円下落 米中貿易交渉難航でリスク回避の動き(5/8朝)

7日の海外市場でドル円は下落。米中貿易協議の先行き懸念からのリスク回避の動きが広がりに海外時間はほぼ一方向に下げ、

ドル円下落 米中貿易交渉難航でリスク回避の動き(5/8朝)

ドル円下落 米中貿易交渉難航でリスク回避の動き

7日の海外市場でドル円は下落。米中貿易協議の先行き懸念からのリスク回避の動きが広がりに海外時間はほぼ一方向に下げ、一時110.17の安値をつけた後東京時間9:30現在は110.20-25近辺での取引です。

米中交渉は、合意を実行するために改正が必要な法律・規制の一覧表を通商合意に盛り込むか否かや、中国の主要市場の開放等が主要な争点になっているとされています。米国の関税引き上げの「脅迫」に中国は当初協議再開を拒む姿勢を示しましたが、後に高官級の交渉団を9日から再開する見通しの協議に派遣すると発表しています。ただ、10日からとされる関税引き上げに間に合うかに関して、市場は次第に懐疑的になってきており、これを受けてダウ平均株価は一時650ドル近く下落、終値でも473ドル安と26,000ドルを割り込んで終了しています。

テクニカルには、ドル円は昨日の下落で一目均衡表の雲を下抜け、110.32にいる雲の下限の下で推移しています。米中の貿易交渉が緊迫の度合いを増す中、本日も海外時間を中心に米中交渉関連報道に神経質な動きが続きそうです。

尚、日銀は先ほど3/14-15開催の日銀政策決定会合の議事要旨を公表しましたが、10月の消費税引き上げの影響について、景気後退への動きを強める可能性があるとする意見や消費への悪影響を懸念する意見が出る一方で、家計のネット負担額が2014年時の引き上げに比べ小幅で、各種平準化策も影響を軽減しうるとの意見もでて、意見が分かれた様子が明らかになっています。

ドル円日足

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