ドル円、年初来高値更新ならず。高値圏で伸び悩む展開(4/16朝)

15日の海外市場でドル円は伸び悩む展開。

ドル円、年初来高値更新ならず。高値圏で伸び悩む展開(4/16朝)

ドル円、年初来高値更新ならず。高値圏で伸び悩む展開

海外時間の為替概況

15日の海外市場でドル円は伸び悩む展開。米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数の良好な結果を受けて(結果10.1、予想6.7)、一時112.08まで上値を伸ばす場面も見られましたが、年初来高値112.12を前に失速すると、その後は再び112円ちょうど付近まで押し戻されるなど、上値の重い展開が継続しました。日米通商交渉を前に手控えムードが広がっていることも、ドル円の動きを膠着させている要因の一つと考えられます。尚、NY時間には、黒田日銀総裁による「まだ金利を引き下げる余地はあるが限られている」との発言や、シカゴ連銀エバンス総裁による「物価が下落すれば、利下げ実施も可能」との発言が見られましたが、相場への反応は限られたものに留まりました。

ドル円のテクニカル分析

ドル円は年初来高値112.12を前に伸び悩む動きが続いております。先週末金曜日以降、ドル円は計3回にわたり年初来高値更新を試しましたが、今のところ上値トライは全て失敗に終わるなど、112.10近辺での上値の重さが目立ち始めました。ローソク足パターンで見ると、大陽線が2日続いた後の寄り付き同時線の出現ですので、下落方向へのトレンド転換も警戒されます。昨日から米ワシントンで開催されている日米通商交渉の結果次第では、ドル円が再び下落に転じる可能性もあり、ここからの上値追いには注意が必要です。

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ドル円日足

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