ドル円111円台半ばで動意に欠ける展開(4/4朝)

3日の海外市場でドル円は111円台前半から半ばで横這い推移。

ドル円111円台半ばで動意に欠ける展開(4/4朝)

ドル円111円台半ばで動意に欠ける展開

3日の海外市場でドル円は111円台前半から半ばで横這い推移。昨晩は米中貿易交渉の進展への期待からリスク選好回復の動きが継続、米欧主要株価指数は上昇し、債券が売られる展開となりましたが、一方で昨晩発表されたADP雇用統計、ISM非製造業指数等の米経済指標が前月、事前予想を下回る結果となりドル円の頭を抑える形となりました。
ドル円は欧州序盤に高値111.58をつけましたがその後は伸び悩み、111.30-55レンジを中心として方向感に欠ける動きとなり、東京時間6:00現在は111.45-50レベルでの取引です。

尚、昨晩英国のメイ首相は労働党のコービン党首と会談、双方がEU離脱に向けて協力する方向で建設的な話し合いができたとコメントしているものの、具体的な成果は示されず、ユーロドルは引き続き1.12台前半での取引です。

テクニカルにはドル円は111.48に位置する200日移動平均線を昨晩一時上抜け、年初来高値の112.14が視野に入りつつあります。一方で今週は週末に米雇用統計の発表を控え、やや市場に手控えムードが広がっており、今のところ一方向のドル買いにも走りにくい状況です。

ドル円111円台半ばで動意に欠ける展開

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