ドル円111円台後半に小幅上昇(3/15朝)

15日の海外市場でドル円は小幅上昇。一時約一週間ぶりの水準となる111.83をつけましたが、大きな動きとはなっておらず、

ドル円111円台後半に小幅上昇(3/15朝)

ドル円111円台後半に小幅上昇

15日の海外市場でドル円は小幅上昇。一時約一週間ぶりの水準となる111.83をつけましたが、大きな動きとはなっておらず、東京時間7:00現在は111.65-70レベルでの取引です。

昨晩米国のムニューシン国務長官はトランプ大統領と中国の習主席が貿易協議の一環として今月会談することは無いだろうと述べましたが為替市場への影響は限定的でした。

また、英国では下院でEU離脱の延期が可決され、20日までに何らかの離脱案が英議会で承認を得られる場合には6月末に、そうでない場合にはより長い期間の離脱延期をEUに申し入れることとなりました。これに対しEU側は「理由と期間」を考慮することになるとの姿勢を示しています。

英国の「合意無きEU離脱」が当面回避できた安心感からややリスク選好が回復しドル円では円が売られた形ですが、買戻しが先行していたポンド、ユーロ等の欧州通貨は昨晩反落するなど、為替市場はややまちまちな動き。
テクニカルにはドル円は昨晩の上昇で3日間ほどの膠着の後200日移動平均線を上抜けて、緩やかな上昇トレンドに回帰しつつあるように見えますが、112円には到達しておらず引き続き様子見気分の強い状況が続いています。

本日は日銀政策決定会合の2日目、政策金利の変更等は見込まれていません。15:30より黒田日銀総裁が記者会見予定。

ドル円111円台後半に小幅上昇

ドル円日足

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