ドル円一時高値更新 良好な米経済統計で(3/6朝)

5日の海外市場でドル円は続伸。

ドル円一時高値更新 良好な米経済統計で(3/6朝)

ドル円一時高値更新 良好な米経済統計で

5日の海外市場でドル円は続伸。NY序盤には中国との貿易交渉に関してのポンペオ国務長官の「トランプ大統領は完璧な取引を確保できない限り交渉から立ち去るだろう」との発言等に米株が下げて始まり、ドル円も111.79まで弱含みました。しかし、その後発表された2月のISM非製造業指数が59.7と前月、事前予想を大きく上回り、なかでも新規受注と景況指数が13年ぶりの高水準を示すと、株、ドル円ともに急反発。ドル円は一時112.14をつけ直近の高値を更新しました。
ただ、その後は様子見気分が強まって米株式市場が伸び悩み、最終的には主要米株価指数が軒並みマイナス引けとなったことから、ドル円も上昇分を失い111円台後半に反落。東京時間7:00現在は111.90レベルでの取引です。

テクニカルにはドル円は1月4日以降の上昇トレンドの上限付近にあり、昨年の高値114.54から1月3日安値104.87までの下落の76.4%戻し112.26に近い水準。ドル円は上値を伸ばしつつも3日連続で112円台から短い時間で反落しており、一旦はいいレベルまで上がってきているイメージです。
今週は明日のECB理事会、週末には米雇用統計と週後半にイベントを控えて手控え感も出てきており、下値は堅いものの、ドル円が本日ここからもう一段のドル高を目指すには新たなドルの支援材料と米株の更なる上昇が必要と考えられます。

ドル円一時高値更新 良好な米経済統計で

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る