ドル円反発 米朝会談に期待感(2/28朝)

27日の海外市場でドル円は反発。

ドル円反発 米朝会談に期待感(2/28朝)

ドル円反発 米朝会談に期待感

27日の海外市場でドル円は反発。海外序盤は印パ情勢悪化に110.36まで下落する局面もありましたが、その後は買い戻しの動きが強まり、東京時間7:00現在は111.00近辺での取引となっています。

FRBのパウエル議長は二日目の議会証言で「バランスシートに関して極めて慎重になるのが適切」であるとして、正常化プロセスの早期停止を示唆しましたが、為替市場への直接の影響は限定的でした。
昨晩は議会証言前から米長期金利が上昇したこと、深夜に発表された1月の中古住宅販売が前月比で予想を大きく上回る伸びを示したこともあり、海外時間に入ってからはほぼ一方向にドルが買われる展開となり、ニューヨーク終盤には111.07の高値をつけました。しかし、25日高値111.24には達することなく終盤にはやや失速しています。

トランプ大統領はハノイで行われている米朝首脳会談で「今回も初回と同様かまたそれ以上の成功を期待している」と述べ会談の成果に自信を示しました。本日2日目の会談が行われ、日本時間16:00過ぎに合意文書への共同調印式、その後記者会見が予定されています。
ドル円は111円の攻防が続きますが、日中は本日の米朝会談で期待以上の結果が得られ、ドル円では地政学リスクの後退からの更なる円売りとなるのかが注目されます。

この後8:50に本邦1月の鉱工業生産、小売売上高の発表があります。

ドル円反発 米朝会談に期待感

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