ドル円反落 前日上昇に一旦調整入る(2/27朝)

26日の海外市場でドル円は反落。

ドル円反落 前日上昇に一旦調整入る(2/27朝)

ドル円反落 前日上昇に一旦調整入

26日の海外市場でドル円は反落。
海外序盤は110円台後半で横這い推移したドル円は住宅関連指標の悪化等に一時弱含み。
その後リッチモンド連銀製造業指数や、消費者信頼感指数の足下の数字が予想外によく、一旦方向感をなくしました。
注目されたパウエルFRB議長の議会証言で、議長は「米経済は良好でインフレは抑制されている」と述べる一方で、「相反する流れやシグナルが見られると指摘し、いずれの方向に動くにせよ辛抱強いアプローチが正当化される」とも述べました。ほぼこれまでのスタンスを踏襲した内容の議会証言に為替市場は反応薄。
しかしその後は調整と見られるドル売りが優勢となり、東京時間7:00現在は110.55-60レベルで取引されています。インド軍がパキスタンの武装勢力を空爆し、地政学的リスクが高まりつつあることもドル円でのドルの頭を重くしています。

尚、昨晩英国のメイ首相は議会でEU離脱の可能性に初めて言及。3月末の「合意なき離脱」の恐れが遠のいたことでユーロドルは一時1.14台まで上昇しています。

テクニカルにはドル円は111.31にある200日移動平均線を前に反落。
市場ではハノイで開催されるの米朝首脳会談や、ここまでの為替市場の主要テーマである米中貿易協議の成り行き見極めのため、やや様子見気分が強くなっており、昨日強まった111円台での上値トライの動きに一旦調整を入れ、レンジ内に戻した形です。

ドル円反落 前日上昇に一旦調整入

ドル円日足

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