ドル円111円台 米CPIと米中協議、予算楽観で(2/14朝)

13日の海外市場でドル円は上昇継続。一時111.05の高値をつけ東京時間7:00現在も111円丁度付近での取引です。

ドル円111円台 米CPIと米中協議、予算楽観で(2/14朝)

ドル円111円台 米CPIと米中協議、予算楽観で

13日の海外市場でドル円は上昇継続。一時111.05の高値をつけ東京時間7:00現在も111円丁度付近での取引です。

昨晩注目された1月の米消費者物価指数はヘッドラインで年率+1.6%、コア部分が年率+2.2%とそれぞれ事前予想を0.1%上回ったものの、利上げ見送りを再検討するほどの絶対水準の高さではなかったことから、金融市場はドル買い株買いの動きとなりました。

また、昨晩もトランプ大統領が米中貿易協議に関連して「非常にうまくいっている」とムニューシン財務長官らが本日より北京で開始する交渉の先行きに自信を示したことや、「私は政府再閉鎖を見たくない」と予算可決に意欲を示したこと、今日明日にも最終的な米予算案が下院で採決されトランプ大統領も不本意ながら署名する見込みと報じられたこともドルを支えました。

ドル円の111円乗せは昨年12月28日以来。昨晩の上昇で1月4日以降の上昇トレンドを上抜けドル買い加速の兆候、本日111.30付近にある200日移動平均線を窺う動きとなっています。ただ、111円台ではドル売りも多く出て朝方は111円の攻防が続いています。
テクニカルには上方向は上記111.30の200日線の外、90日線も111.47にあり、111円台前半はそれなりの抵抗が予想されます。一方サポートは109.54の一目均衡表の雲の上限をベースにして109.77近辺の21日移動平均線、110.24の転換線など109円台半ばから110円前半にかけてが堅めです。

本日この後8:50には本邦第4四半期GDPの発表が予定されています。

ドル円111円台 米CPIと米中協議、予算楽観で

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る