ドル円 米休場で小動き
21日の海外市場でドル円は109円台で小動き推移。キング牧師の生誕記念日で米市場が休場だったこともあり、値動きは限定的。ドル円は109.50-70の狭いレンジでの取引に終始しました。
昨晩英国のメイ首相は先週議会で否決されたEU離脱協定案の代替案としてアイルランドとの国境問題で英国が関税同盟に残留する条項について修正協議を行う方針を示しました。ただ、内容に具体策は無く、また、国民投票の再実施を否定、ほぼ従来の路線を踏襲した形となりました。一方で期日延長については慎重姿勢を崩さないながら可能性を残した形となりました。「代替案」になんら目新しい内容がなかったことから為替市場はドル円、ユーロドルともにほぼ無反応でした。
一方、テクニカルにはドル円は、昨晩横這いとなったことで、下降してきた21日移動平均線の上方に出た形となり、また、5日線が21日線を上抜く勢いを見せていること、更に、小動きながら5営業日連続で下値を切り上げていることから、ややドル買い優勢の様相となっています。
ただ、今すぐ110円に乗せていくにはもうひとつ材料不足。本日も大きな経済イベント等は無く、米中、米朝等の交渉進展を睨みながら110円のせを窺う相場となりそうです。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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