ドル円 110円トライを前にした調整継続も(1/21夕)

週明け21日の東京市場は、おおむね揉み合い。109円台後半を中心としたレンジ取引で、明確な方向性は乏しかった。

ドル円 110円トライを前にした調整継続も(1/21夕)

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週明け21日の東京市場は、おおむね揉み合い。109円台後半を中心としたレンジ取引で、明確な方向性は乏しかった。

週末に、「2度目の米朝首脳会談が2月末近くに開催」で決定したうえ、米政府機関閉鎖について「トランプ氏が壁建設のため妥協案提示も、民主党は拒否」とのニュースが観測されるなか、週明けの為替市場は寄り付いている。

しかし、本日キング牧師の生誕記念日でNYが実質休場になることもあってか、早朝から商いは閑散。週初の寄り付きも、先週末のNYクローズより若干円高の109.65円前後となったものの、大きな変動は見られなかった。終日を通して109.45-75円といった30ポイント程度のレンジ取引に終始している。16時時点では109.55円前後で推移し、欧米時間を迎えていた。

一方、材料的に注視されていたものは、引き続き「米政府機関閉鎖」と「北朝鮮情勢」について。
前者は、先で報じたニュースのほか、米紙WSJは「トランプ政権、『国境の壁』戦略で足並みの乱れ」、米大統領から「一般教書演説を予定通り実施の可能性に言及」発言などが聞かれていた。また、事態の長期化を嫌気した与党議員からも、トランプ氏の説得に動くべきといった意見が幾つか聞かれていたようだ。
対して後者は、訪米した北朝鮮の党副委員長が「トランプ氏に金正恩氏の親書を伝達」するなか、2度目の米朝首脳会談開催が決定している。また、この件について、日米外相が電話会談を実施、首脳会談前の2月中旬に会談する旨で一致したという。

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ドルは戻り歩調にあるものの、目先は上げ渋り。110円回復を前に、調整とも言えるドル売りが断続的に観測されている。本日だけに限れば、キング牧師の生誕記念日でNYが実質休場になることもあり、このあとも基本的には109円台における一進一退が続く公算が大きいだろう。明日以降に向けた、次の方向性を探る一日となりそうだ。
しかしながら、先でも触れたように、「米政府機関の閉鎖」について、事態の長期化を嫌気した与党議員からも、トランプ氏の説得に動くべきといった意見が徐々に観測されるなど、状況が少しずつだが好転しそうな気配もうかがえる。加えて、本日は米国でなく、英国で「メイ首相がEU離脱代替案を提示する」ことが予定されており、これが波乱要因になる可能性も考えられる。「薄商いで流動性低下=小動き」ではなく、「流動性低下=荒っぽい価格変動」にも一応要注意。

テクニカルに見た場合、ドルの戻り歩調だが心理抵抗の110円は超えられず。足もとは109円台での一進一退となっている。基本的には109円台で足場固め、今後の上抜けに向けた調整と考えるが、108-110円などといった新レンジを形成することになる可能性も。したがって、今後の注目点はやはり110円レベルを抜けていくことが出来るかどうか。抜ければ、さらなるドルの戻り高も。

一方、材料的に見た場合、NYが実質休場ということもあり、これといった米経済指標や、米企業決算の発表などは予定されていない。決まり物という意味では新規要因に乏しく、動きにくそうな雰囲気も。
ただ、前述したように「メイ首相がEU離脱代替案を提示する」ことが予定されているため、ポンドを中心とした欧州通貨が乱高下などをたどる可能性もあり、そちらには注意を払いたい。

そんな本日欧米時間のドル/円予想レンジは、109.20-110.00円。ドル高・円安方向は、先週末に記録した年初来高値109.89円の攻防にまずは注視。抜ければ、110円台回復が現実味を増しそうだ。
対するドル安・円高方向は、弱いサポートが位置する109.20円レベルの動きが注視され、割り込んだ場合には17日安値108.69円に。

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ドル円日足

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