ドル円の戻りは売り(19/1/11)

最近の単発コラムではドル円の円高リスクばかり書いている気もしますが、リスクオフが本流と仮定した場合、他の金融商品に比べてドル円は出遅れている動きが気になります。

ドル円の戻りは売り(19/1/11)

ドル円の戻りは売り

最近の単発コラムではドル円の円高リスクばかり書いている気もしますが、リスクオフが本流と仮定した場合、他の金融商品に比べてドル円は出遅れている動きが気になります。

今回は、上段からドル円(紫の四角は1か月)、ダウ先物、ドル建て金の日足チャートをご覧下さい。

ドル円の戻りは売り

ドル円、ダウ、金(対ドル)日足

昨年10月のドル円高値以降の動きは、ドル円に出遅れ感はあるもののNYダウとほぼ同じようなタイミングと値動きであることがわかります。

そして、これも以前書いたことですがリスクオフの際の避難資産である金が最初に昨年8月の安値を転換点に上昇しているのですが、NYダウは反発しているもののいまだ下げに転じる気配がありません。避難資産である金への資金移動がまだ続いていることを考えると、ここ2週間のダウ上昇はアヤである可能性が高くそうであるとすると、再び下降トレンドに回帰する可能性があります。

直近では米国の金利上昇思惑後退や米中間の通商協議期待といったあたりが買い材料となっていますが、もし金の動きが正しいとするとダウの下げ、さらにはドル円でのリスクオフの円買いという動きがいつ出てもおかしくはありません。東京が3連休となりますので。注意喚起を兼ねたコラムとさせていただきます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る