ドル円108円台半ば 米株続伸に買戻し優勢(1/11朝) 

10日の海外市場でドル円は堅調に推移。前日FRB関係者の利上げ慎重姿勢にドルが下落した反動もあり、

ドル円108円台半ば 米株続伸に買戻し優勢(1/11朝) 

ドル円108円台半ば 米株続伸に買戻し優勢

10日の海外市場でドル円は堅調に推移。前日複数のFRB関係者の利上げ慎重姿勢にドルが下落した反動もあり、ドル円は8日高値109.09からの下落の半値以上を戻して東京時間7:00現在は108.40-45レベルでの取引です。

昨晩パウエル議長は今後の金利調整に関連して「忍耐強く、柔軟に見守ることができる」と述べ、前日発表された12月のFOMC議事要旨の利上げを急がないとする内容をほぼ踏襲。一方で現状のような長すぎる政府機関の閉鎖は米経済に悪影響を及ぼし始める可能性があることや、経済データを作成する機関が数字を提供しなくなることでFRBが米国経済の状況把握が困難になることに懸念を示しました。米国では今週既にGDPの元データの一部である貿易統計の発表に遅れが生じています。

ドル円の昨晩の買戻しは前日の比較的急な下げへの調整の側面が強いものと思われます。
昨日でNYダウが5営業日連騰し、終値で24,000ドルを回復したこともドルの支援材料となりました。

市場は米金利先高感の後退と株価回復によるリスクオンの綱引きとなっておりレベル感を探る動き。短期的には下値を一目均衡表の転換線(本日107.68)上値を基準線(同109.29)とした狭いレンジ内での取引に移行したように見えます。一方で1月3日につけた104円台の長い下ひげも引き続き気になるところ。来週初は本邦祝日で3日と似た薄い市場となることから相応の注意が必要です。

本日この後8:50から本邦11月の国際収支、経常収支の速報値の発表があります。

ドル円108円台半ば 米株続伸に買戻し優勢

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